矯正歯科はなぜ必要?

歯並びやかみ合わせの悪い子どもが増えています!

現在の子どもたちは、あごが細く、噛む力が低下している傾向があります。そのため、正しい位置や向きに歯が生えず、歯並びやかみ合わせが悪い子どもが増えているのです。

あごが細く、噛む力が低下しているのはなぜ?

昔に比べて、現在は食生活が大きく変化しています。あごの発達や噛む力をつけるためには、固いものをしっかり噛んで食べることが重要ですが、現在の子どもたちが多く摂取するメニューはやわらかい食べ物ばかりになっています。あまり噛まずに食事をとるとあごが発達しないので、歯が生えるスペースが不足して歯が前後に重なって生えるなど歯並びが悪くなってしまいます。そして細いあごは、歯並びを乱すだけでなく、さまざまな弊害をもたらします。

歯並びやかみ合わせの悪さが招くもの

1むし歯や歯周病リスクが上がる

乱れた歯並びは歯が重なっている面積が広く、入り組んでいます。そのため歯ブラシが届かない部分が多くなり、むし歯や歯周病のリスクが上がります。

2発音しにくい

歯並びが乱れると舌の位置も本来の場所からずれてしまいます。するとスムーズな発音がしにくくなります。

3食べ物をよく噛めなくなる

歯並びが乱れるとかみ合わせも悪くなります。このことから、食べ物をよく噛めなくなります。

4身体バランスがずれる

片側だけでの咀嚼や、あまり噛まないことが続くと、あごや肩などの筋肉のバランスが崩れてきます。このことが頭痛や肩こり、睡眠の質の低下、姿勢が悪くなるなどの弊害をもたらします。

5歯並びの悪さがコンプレックスになる

乱れた歯並びを見せたくない気持ちから、自然な笑顔が減ったり、元気がなくなったりすることがあります。

6口呼吸が治らない

歯並びが悪い場合、舌の位置がずれてしまいます。このことで、口を開きがちになり、身体にさまざまな弊害をもたらす口呼吸が習慣になってしまいます。

細くシャープなあごは一見よいように思えますが、歯並びが乱れることで顔貌にゆがみが出ることも珍しくありません。全身の発育や健康を左右する問題であり、心の問題にもつながっています。できるだけ早い時期にご相談いただくことで、解消もスムーズになります。

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